![画像](01.JPG)
(Punta de Chimino, vista desde sureste)
これがプンタ・デ・チミーノ、チミーノ岬です。 ボートで南東方向から近づいたところで、左側の低くなった部分が岬の付け根
になります。
![画像](02.JPG)
(Vista aérea por GOOGLE EARTH)
GOOGLE EARTH で見た プンタ・デ・チミーノ。 南東方向に雲がかかっていますが、岬のほぼ全体が見えます。
付け根の細長い部分は低地で、東に伸びた先端が盛り上がっています。
![画像](03.JPG)
(Mapping hecho para sitio arqueológico)
調査が行われマッピングはされていますが、実際は殆どが緑に埋め尽くされていて…。 ロッジの人によると、遺跡の調査では
日本の猪俣先生も宿泊されたそうです。
![画像](04.JPG)
(Flecha para Acrópolis)
ドス・ピラスから明るいうちに戻れたので、ロッジのスタッフに遺跡を案内して貰いました。
一応アクロポリスという標示はあるのですが…、期待しないで下さい。
![画像](05.JPG)
(Area de Acrópolis)
これがアクロポリスの辺りです。 建物跡の土塁はありますが、注意して見ないとわかりません。
![画像](06.JPG)
(Juego de Pelota)
そしてこれが球戯場(Juego de Pelota)。 写真中央の草地の左右が盛り上がっているだけです。
![画像](07.JPG)
(Una estela modesta)
球戯場の近くに小さな石碑が1本ありました。 貴族の立像と思われる彫刻がありますが、かなり風化しています。
![画像](08.JPG)
(Muralla hacia arriba)
岬の付け根に向って西へ進むと、階段と柵が見えます。 階段のある盛り上がったところが防塁(Muralla)で、その上に防御柵が再現
されていました。
![画像](09.JPG)
(Poso hacia abajo)
柵の下は急斜面で 人工的に掘られた濠(Poso)があります。 三方が湖で囲まれ、陸続きの西側には濠が設けられ、岬の先端が要塞となっていた
様子がわかります。
アグアテカも追われたドス・ピラス王朝の貴族たちの末路はこんな要塞の中でした。
![画像](16.JPG)
(Letrero en el embarcadero)
ここからエコロッジのPR。 (お金を貰っている訳ではありません)
船着場にある看板は
"Chimino's Island Lodge"
と英語名が書かれています。
![画像](10.JPG)
(Embarcadero para Chimino's Island Lodge)
ここが岬の東端にあるチミーノズ・アイランド・ロッジの船着場で、ロッジの入口になります。 右の屋根の下に椅子が見えるところが
ロビー、左の屋根の下が受付と食堂、そして食堂の奥にキッチンと従業員の宿泊施設があります。
![画像](11.JPG)
(Bangalow construido a la orilla del Lago)
宿泊場所は湖岸に建てられたバンガローで、ボートからはこんな風に見えます。 建築場所は考古学局の確認を取り、埋もれた遺跡
を損なわないよう配慮されているそうです。 バンガローは North #1-2、South #1-3 の5棟あり、全て湖に面しています。
![画像](12.JPG)
(Bangalow North #1)
受付からしばらく歩いて、これは North #1 のバンガロー。 高床式の建物は、腰から上の部分が天井も含めて全て網戸で、さながら
鳥小屋です。 トイレとシャワーも胸から上は網戸と何ともワイルド! 建材は全て倒木を利用、椰子の葉で葺いた屋根がついて、
徹底したエコ建築です。
![画像](13.JPG)
![画像](14.JPG)
(Detalle de Bangalow)
でも中に入るとなかなか快適な空間が広がります。 ダブルベッドがひとつと、シングルがふたつ、4人家族がゆったり出来る
スペースがあり、ここを独り占めでした。 水と電気はあり シャワーはお湯もでますが、電気は発電機に頼り 早朝と夕方暗く
なってからの各4時間程度に制限され、電池の充電やPC使用は要注意です。
![画像](15.JPG)
(Recepcion y Comedor de Chimino's Island Lodge)
中央の横長のテーブルはロッジのレセプション、手前が食堂です。 2泊3日しましたが、食事はスープから始まり、日によって肉や魚で
変化をつけてくれ、デザートもあり、予想以上でした。
ただ滞在時は大きなグループが帰った直後で、他に宿泊客は居らずに少し寂しめ。 でも要塞の中は警備員が巡回していて、
鳥小屋の中は虫や動物の心配も無く、快適に過ごせました。 早朝は明るくなる前からホエザルのモーニングコールです。
(^-^)
エコロッジであり、豪華な設備は望むべくもありませんが、遺跡巡りの拠点としては申し分ありません。 スタッフはフレンドリーで
快適な滞在を楽しめました。
さて明日はペテシュバトゥン地域最後の
アグアテカ 訪問です。