(Folleto de Parque Ecológico de Xcaret, Entrada es más que US$50 !)
待つこと暫し、誰も来ません、ガイドも現れず。 どうなってるのでしょう???
レジャーランドの受付は、ガイドが来る筈、と言うのですが、少なくともこの日はガイドツアーはありませんでした。
遺跡の入場料は2ドル少々、レジャーランドは1日 50ドル以上。 遺跡だけ、と交渉しましたが駄目で、結局高い入場料を払って
遊園地 に入る事になりました。 (*'へ'*)
写真はレジャーランドの案内図です。 シカレは遺跡としてよりもロゴまである遊園地として有名!
画像クリックで大きな案内図が開きます、関心有る方はどうぞ。
(Guacamayas en el parque)
動物園、鳥類園、水族館に植物園。 海岸に出てシュノーケリングにスキューバダイビング。 違います、遺跡に来たのです。
マヤの球戯場での実演もあるそうですが、日曜日だけ…。
(Plano del sitio Xcaret, preparado por INAH)
これはレジャーランド内に INAH が立てた案内板。 シカレ遺跡のグループ A-E がレジャーランド
に取り込まれているのです。
(Grupo A, B, C, E de Xcaret)
レジャーランドの案内図に グループ A、B、C、E をマークしてみました、白丸の部分です。 案内図では上が海辺になって
いますが、海岸線はおよそ南東側です。
(Grupo A-E en Google earth)
Google earth の画像で、グループA-Eと思われる部分をマークしてみました。 遺跡にレジャーランドが作られた様子がよく
わかります。 (・˘ω˘・)
(Volador de Papantla, atracción turística, pero esto no es Maya !)
レジャーランドに入って真っ直ぐの広い道を行くとグループE に出ますが、手前には
ボラドーレス デ パパントラの
アトラクションがありました。 高い木の上から4人のインディオが逆さ吊りに回転して降りてくるショーで、
ベラクルスの伝統です。 観光客はこれがマヤだと思うのでしょうか?
シカレ遺跡については詳しい資料が手元になく、建物ひとつひとつに説明が付けられないので、グループの説明に留めて写真を見て
頂く事にします。 資料が入手できたら書き直したいと思います。
≪Grupo E de Xcaret≫
グループE はシカレ遺跡の中でグループA と並ぶ重要なところで、シカレで最も高い建造物が二つあります。 古典期後期の痕跡も
認められる、シカレの中で古い場所になるようです。
≪Grupo C de Xcaret≫
次にグループC です。 シカレ遺跡は海岸側に防塁が築かれていてグループA からグループE
は防塁に沿ってその内側にありますが、グループC は防塁と砂浜の間、つまり防塁の外側にあります。 4つの建物と
基礎を残すだけですが、主として居住空間だったようです。
(Playa entre Grupo C y A)
グループC から海岸伝いにグループA へ向かいます。 若いカップルの関心は専ら海辺。 遺跡ではないでしょうね。
(Playa entre Grupo C y A)
海辺には水着姿の観光客が沢山。 写真からは音は聞こえませんが、およそ遺跡の静寂とは無縁
の世界です。
(Muralla de Xcaret)
グループA の外側の防塁です。 高さ2mで数百mにわたって築かれていたそうです。 部族間の争い等、
危機は海側から来たようです。
≪Grupo A de Xcaret≫
グループA は入り江の南側で、10の建造物からなり、グループE と並びシカレの重要な場所でした。
建造物は典型的な東海岸様式で、建物の部分、部分には漆喰と彩色が残ります。
≪Grupo B de Xcaret≫
最後にグループB です。 入り江から少し入り込んだ所にあり、建造物が4つとその他小さな建造物の基礎が残ります。
(Pintura mural del Restaurante !)
折角入場料を払ったので、レストラン位は利用しました。 レストランに有ったモザイク壁画ですが、グループA の
神殿のようです。
(Comida preparada en autobús !)
レストランといってもアメリカン スタイルのどちらかと言うとファーストフード。
ホットドックはこんなシカレ・バスの容れ物に…。 思わず苦笑です。
後で聞いた話ですが、カリカ遺跡のグループP はシカレ遺跡の一部だったという説もあるようです。 距離は 2km 位
しか離れていないので有り得る話です。
それにしてもこの重要な遺跡を遊園地の中に取り込んでしまう、
これもひとつの観光開発の形かもしれませんが、少々首を傾げたくなります。
しかも2人分 100ドル以上払って、雑踏の中の遺跡見学。 まあ話の種として良しとしましょうか。