MUSEO REGIONAL DE COPAN
マヤ遺跡探訪

MUSEO REGIONAL DE
            ARQUEOLOGIA MAYA
コパン村の広場に面してマヤ地方考古学博物館 (Museo Regional de Arqueología Maya) があります。  「マヤ遺跡探訪」に未掲載でしたが、興味深い展示品も多いので、訪問から6年経っていますが今回まとめてみました。

(訪問日 2003年8月24日)
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 (Vista exterior del Museo Regional de Arqueología Maya en el pueblo de Copán Ruinas)

コパン村の広場に面して写真の博物館があります。 マヤ時代と同じ石切り場から切り出した石材を用いて 1939年に建設されたそうで、 ホンジュラス国旗の下が博物館の入口です。

6年前の訪問で記憶も薄れているので、写真を元に目ぼしい展示品から紹介していきます。

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 (Estela 7 "Humo Serpiente")

まずコパン遺跡に沢山残されている石碑ですが、石碑7はこの博物館の所在地に残されていたそうで、博物館の屋外、覆いの下にあります。  石碑を沢山残した 13代 の 18ウサギ王の2代前の 11代 煙蛇王 (Humo Serpiente、在位578-628AD)のもので、同じ煙蛇王の もう1本の石碑はコパン遺跡 16号神殿前にあります。 古典期にはこのコパン村も意味ある場所だったようです。

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 (Estela y Altar, nombres desconocidos)

博物館内にも大きな石造物が展示されていて、石碑がもう1本と祭壇Qによく似て王が側面に彫られた祭壇もありました。  なかなかの出来栄えですが詳細不明で、次回訪問時の宿題です。

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 (Altares)

左は右上の祭壇を別の面から撮ったもので、右は別の祭壇です。 こんな石造物がごろごろしているので楽しくなりますが、 やはり詳細不明、次回の宿題です。

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 (Banca esculpida desde Las Sepulturas, Plalza C)

もうひとつの大きな石造物。 建物内部にあった彫刻されたベンチで、これは出所がわかります。 貴族階層の居所だった Las Sepulturas (埋葬)地区の広場Cに面した建物の中にあったベンチで、現地には複製が置かれていました。

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 (Discos de pidra)

石で出来た円盤も3つありました。 球戯場のマーカーでしょうか、詳細不明です。

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 (Figuras de los gobernantes, desde tumba de templo 26)

王を模ったと思われる大きな土偶(香炉の蓋)も3体分展示されています。 チョルチャ神殿(26号神殿の地下建造物)の墓室からの 副葬品として11人分の土偶が見つかっていますが、その内の3つだと思います。 何代目の王のものなのか???

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 (Ilustraciones de los gobernadores dibujadas en base de Altar Q)

祭壇Qに刻まれた歴代16名の王をイラストにしてコパン王朝の歴史を綴った展示がありました。  実際の祭壇Qはかなり風化して王の彫刻もくずれているので、こうして綺麗にイラストにして貰えると とても判り易いです。

コパン遺跡に置かれた祭壇Qは複製で、実物は遺跡併設の彫刻博物館、ここコパン村の博物館ではイラスト展示。  ふたつの博物館の位置づけ、意味合いがよく判りませんが、あまり考えられていないのでしょうか??

折角なので石彫りの祭壇Q (ここでは遺跡に置かれた複製)とイラストを比べ合わせてみました。  頭飾り、胸飾り、台座に刻まれた王の名前に加えて、顔の表情も再現されていて興味深いですが、どこまで 忠実にイラストされているのでしょう。

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    (Lado oeste de Altar Q, Gobernadores 2, 1, 16, 15)

左から2代王、初代王ヤシュクックモ、最後の16代王ヤシュ パック、一番右が15の煙貝王。
16代王が初代王から王杖を受け取っている場面とされます。

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    (Lado norte de Altar Q, Gobernadores 6, 5, 4, 3)

祭壇Qの正面は西側で、これは北側の3-6代王 (455-504年頃)。 詳しい歴史は不明です。

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    (Lado este de Altar Q, Gobernadores 10, 9, 8, 7)

祭壇Qの西側。 7-10代王 (504-578年頃)。 7代王から石に刻まれた記録でだんだん歴史が 知られるようになり、10代王はロサリラ神殿を築いた王として知られます。

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    (Lado sur de Altar Q, Gobernadores 14, 13, 12, 11)

最後の祭壇南側。 11-14代王 (578-749年頃)が刻まれ、左から2番目がコパン遺跡に沢山の石像を残した、 悲劇の王 18 ウサギ。


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 (Artículos elaborados de jade)

他にも翡翠や土器の小物が沢山展示されています。 これは出土した翡翠製品の展示。 どの墳墓からのものか説明がついていたと 思うのですが、次回見てみましょう。

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 (Ceramicas de diferentes estilos)

様々な様式の異なる土器類が展示されていますが、コパン王朝以前の土器も含まれるでしょうか。 博物館の詳しい説明書きが あったかどうか? 

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 (Más cerámicas y piedra esculpida del Díos del Maiz)

上下に文字の刻まれたコデックス様式の土器(写真中央)もあります。 右は 22号神殿の壁面を飾っていたトウモロコシの神を模った 石像との事。


遺跡訪問を終えコパン村に戻ってから駆け足で訪問した博物館でしたが、次回訪問する機会があれば、ゆっくりと見てみたい博物館です。


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